先日受験した簿記3級試験ですが、なんとか合格することができました。
今日は自分が合格した勉強方法について書いていこうと思います。
これから受けようと思っている方や、自分と環境が似ている方の参考になれば幸いです。
以下に自分の家族構成と生活パターンを記しておきます
家族構成: 妻、子供1人(4才)
8:30〜17:00仕事
通勤は往復で1時間半程度でこの間24時間勤務が3回ありました。
なぜ簿記3級を受けようと思ったのか?
一昨年の転職によって年収が上がっているにも関わらずなかなかお金が増えていないなと感じていました。
昨年からのコロナの影響で自分自身の今まで生活や将来について考える時間が増え、思い起こせば社会人になって10年近く仕事以外の勉強をしたことがほとんどなかったなぁと思ったんですね。
そのタイミングで大人気のYouTubeチャンネル、リベラルアーツ大学で「お金持ちは絶対知っている簿記の知識」というキーワードが印象に残り、資料請求や簿記について調べていくうちに興味が湧いて受験してみようという決心をしました。
独学でも十分可能ということもよく聞きますが、自分は独学では無理そうだったので、学長が進めていたクレアールの簿記3級の通信講座を申込みました。
資料請求のリンクはこちらからどうぞ
簿記3級合格にむけていつから勉強を始めたのか?
自分は試験1ヶ月半前から勉強を始めました。
初めの2週間で全ての講義を視聴、単元が終わる毎にテキストの問題をときました。
この時点では問題でつまづいても軽く解説を聞き、次に進むといったやり方で進めて行きました。
次の2週間で問題集を解けるだけ解き、間違えた問題に関しては再度その部分の講義を見直したりということを繰り返しました。
最後の2週間は過去問とクレアールの予想問題と模試を3回ずつ、プラス他のパターンの問題も解きたくなったのでTACの予想問題集2021年度版も購入し9回分を3回ずつ。
ちょっと使いにくいですが自分はこれを別で購入しました。
最初は時間がかかりますが段々と慣れてきて早く問題が解けるようになっていきました。
間違えた部分に関しては納得するまで解説を見たり読んだりして、徹底的に問題をやり込んで試験に挑みました。
簿記3級合格に向けての日々の生活と勉強パターン
平日は夜9時から11時まで勉強。
土曜日は朝9時から12時、13時から16時半、21時から23時まで。
理由は子供が寝ている時間と、勉強期間中は土曜日出勤がたまたまなかったので保育園に行っている時間を勉強にあてました。
日曜日は予定がある日は全く勉強せず、ない場合は朝と夜だけ勉強といった内容で本番まで勉強しました。
日曜日は奥さんが子供を連れて出かける間はしっかりと勉強にあてました。
これに関しては奥さんにもやはり協力してもらう必要はあるのかなと思いますね。
もちろん気が向かない日も出てきますから、僕はあえて勉強しない日を設定せずに、しんどい日は休むという風にしました。
色々なところで朝活が良いという記事を見かけるので実践してみたのですが、仕事中眠すぎて仕事に支障が出そうだったので、土日だけにしました。
休みの日こそ頑張れる日だと心に言い聞かせて勉強です
日中仕事をこなして夜に勉強するのはかなりしんどいので朝活ができる人はそれでも良いと思います。
日中の仕事が忙しい日は僕自身もかなり眠たいなか勉強をしましたが、やはり効率は悪くなりがちだと思います。
うまく隙間時間を見つけて勉強を頑張りましょう。
簿記3級試験当日
自分は6月14日の第158回統一試験、2回目の11:00からの試験でした。
第1問の仕訳問題に関しては特に悩むことなく全ての問題を解けました。
第2問に関してはとにかく難しかったという印象。
→商品有高帳は全て埋めることができましたが、決算振替仕訳に関しては全くわからずでした…。
第三問もなかなかの難易度で難しく感じました。
→貸借も結局合わずでしたが部分点でなんとか行けるかもといった感じでした。
また問題用紙と回答用紙が一体型になっており、メモできる場所が1番最後にあり全くもって使い物にならず…
結局問題が載ってある小さなスペースに仕訳のメモ書きをし対応。
このあたりはネット上でもかなりの文句が出ていたそうです。
1回目と2回目の問題内容は違っていたようですが、全体的にかなり難しく感じました。
過去問もあまり役に立った印象はなく、TACの予想問題集をやっていて本当に良かったと思いました。
Twitterでも試験終了後トレンドになっていましたね。
合格率も前回の試験に比べると低かったようですが、結果はギリギリ合格でした。
終わった時は正直落ちてるかも…と思っていたんですけどね。
簿記3級の勉強中につまづいた箇所
○貸倒引当金
前期分や当期の貸倒引当金繰り入れ等、理解するのにかなり時間がかかった。
○仕入諸掛
表にまとめれば簡単に覚えることはできるのですが、様々な問題文のパターンで凡ミスを連発
○決算振替仕訳
これに関しては最後まで苦手意識を払拭できず、不安なまま試験本番を迎えました。
○伝票
これも試験によく出るので絶対必要な箇所ですが、伝票に仕訳を記入する問題にかなり苦戦。
ここは繰り返し講義を聞き絶対に出たら満点取る自信がつくまで問題をやり込みました。
☆これ以外にも通勤は電車で往復に約1時間近くあるので簿記3級というアプリでひたすら仕訳問題を解きました。
昼休みもテキストの問題を解くには集中力を保てない環境なのでアプリで問題を解いていました。
これを繰り返すことにより応用問題にも対応できるようになりました。
簿記3級試験本番で行った対策と時間配分
CBT試験や第158回の統一試験から第一問が仕訳問題で45点分もあるのでここは満点狙いで頑張りましょう。
時間は15分から20分で解くのがベターでしょうか。
第2問はとりあえず一回飛ばしましょう。
かなり難しい問題が出た場合あせる可能性があるので第3問に響きそうです。
第3問も満点狙いでいきましょう。
満点が無理でも部分点で極力多く点数を稼ぎましょう。
ここでの時間配分は25分から30分がベターでしょう。
次に第2問に戻って10分を使い、残り5分で第1問の仕訳を軽く見直すのと第2問のわからない部分をやり直す感じですかね。
少なくとも自分はこの方式で試験を乗り切りました。
これが正解ではないので自分に合った方法を見つけてください。
簿記3級まとめ
簿記3級に合格したからといって何かが変わったかと言われれば何も変わりません。
今から起業する予定もないので、本当に私生活に役立つかどうかは不明ですが、全く勉強してこなかった社会人がこうして勉強し、合格することができました。
なにより、毎日勉強する習慣がついた事がなによりの収穫です。
試験は終わりましたが、今も継続して毎日短時間ですが、経済や投資について勉強できています。
この合格が自信になったのでまた他の資格勉強を始めるかもしれません。
このような社会人でも合格できますので、これから受ける方は是非とも頑張ってください。
7/25追記:合格証明書が届きました
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