先日フリーホイーラーズが実名復刻している定番アイテムのアイアンオールズのデニムカバーオールを購入しました。
新しいカバーオールが欲しいと考えていたところ、ウェアハウスのデニムヘリンボーンカバーオールがリリースされたのですが結局買えず後悔…。
そこでさまざまなブランドからリリースされているカバーオールを色々と調べるうちにフリーホイーラーズのこちらのカバーオールに辿りつきました。
今日はこのフリーホイーラーズのデニムカバーオールについて書いていこうと思います。
アイアンオールズとは?
1920年から30年代にかけてアメリカのオハイオ州にあるシンシナティーに存在したワークウェアブランド「ザ・アイアンオール・ファクトリー」です。
製造していた年代やウェアアイテムのラインナップ、会社の歴史など詳細はベールに包まれたままで、まだまだ謎が多いワークブランドだそうです。
自分自身も実際のアイテムは見たことはありません。
特徴的なディテールや凝った仕様のデザインなど、ヴィンテージの世界でも幻のワークウェアと扱われているそうで、購入店で実際のモデルになっているカバーオールの写真を見せていただきましたが、状態の良い物であればおそらく数十万円で取引されるのではないでしょうか。
ボタンやタグ部分に「Don’t say Overall’s Say-Ironalls(オーバーオールと言うな!アイアンオールと言え!)」の文字が使われておりますが、インパクト大な言葉が確認できます。
フリーホイーラーズのアイアンオールズデニムジャケットの各ディテール
生地はフリーホイーラーズのオリジナル10ozデニム生地。
ワンウォッシュモデルを購入しましたが固すぎず非常に着やすい絶妙な生地感に仕上がっています。
正面から見た画像ですがポケットが4つでインパクトは抜群。
後身頃はワーク好きには外すことのできないセンターのトリプルステッチ。
台襟付きの襟が特徴的。他のカバーオールは台襟がないものが多く、着た時に襟がだらっと落ちるタイプが多いですが、このカバーオールは襟がしっかりと立ちます。
また襟部分は3本ステッチで縫製されており特に意味はないのでしょうが、こういったところがグッときますよね。
チンストラップ付きなのもワークウェア好きには外せないポイント。
ドーナツボタンが配されており締めるもよし、畳んで隠してもよしな仕様になっています。
胸には左右非対称なポケットが配されており、左胸はペン挿し付きのウォッチポケットでステッチの入り方も独特で中は耳付きです。
ハンドポケットは左右対称でやや大きめのもが取り付けられています。
ボタンは、チェンジボタンで裏側も特徴的なリングが採用されており、インナーの衣類に引っかからないように隠れる仕様。
そしてこの部分は表の生地と別糸で縫われておりこの部分でも一手間加えられていますね。すごいです。
またボタンの素材は鉄なので錆には要注意。
第2ボタンと第3ボタンとの間には、チェーンを取り付けるチェーンホールがありここにもぬかりありません。
中は内ポケットが取り付けられており機能性も追求されています。
ユニオンチケットが付きます。
袖は、チェンジボタンではなくリベット打ちされており、カフスベルトで調整が可能になっています。
本当に細かいところまでしっかりと作り込まれたカバーオールになっていますね。
フリーホイーラーズのLOT100 アイアンオールデニムジャケットのサイズ感
身長174cm、体重66kgでサイズは40を選びました。
スウェットの上から着てジャストのサイズ感です。
そのほかにも38、42も試着しましたが正直どのサイズを着ても違和感はありませんでした。
ただ38はスウェットを着るとややタイトになる印象、長袖のカットソーの上からでは非常に良いサイズ感でした。
42は余裕のあるサイズ感でしたが、古着っぽく着こなすのであればアリなサイズ感。
こちらのカバーオールは実際に店舗に行ってサイズ感を試すことを強くお勧めしたいです。
また注意しなければいけない点として、同じモデルで生地がウォバッシュのものがあるのですが、こちらのモデルとは同じサイズでも着丈などが結構違うので試着は必須だと思います。
フリーホイーラーズのLOT100 アイアンオールデニムジャケットとパンツでセットアップが可能
同生地のパンツもあります。
自分も実際に実物を見ましたが、ステッチのインパクトが強く好みが別れそうだなと個人的には感じました。
ただセットアップで着たいという方にはおすすめですね。
フリーホイーラーズのLOT100 アイアンオールデニムジャケットのまとめ
生地はブランドオリジナル10ozで非常に柔らかい生地感で着心地も非常に良いです。
生地は厚くないとダメということでもないですからね。
他のブランドにはない細部までしっかりと作りこまれたカバーオールで、ビンテージ好きの方でも納得のいく作りになっています。
値段は決して安くはありませんが、他のレプリカブランドがこのディテールでこれ以下の値段で出すのはほぼ不可能だと思います。
それだけこちらのデニムジャケットにお金を払う価値はあると感じますし、デニムカバーオールの購入を迷われている方には是非お勧めしたいアイテムです。
それではまた。
以前からブログを書いています。ご興味があればこちらからよろしくお願いします。https://allbass-mc.com/2021/04/firstblog/
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